コンサートのお知らせ 2023/9/29@すみだトリフォニーホール小ホール

 2023年9月29日(金)19:00〜、ファゴットの永谷陽子さんと、ピアノの後藤泉さんと、「トリオの夕べ」と題して、すみだトリフォニーホール・小ホールでコンサートをします。

 コンサート無事に終了いたしました!ありがとうございました🙂

コンサート感謝報告はこちら

https://emikookadfl.blogspot.com/2023/10/20230929.html

 コロナ禍もようやく落ち着いてきました。私自身は、コロナ禍で演奏活動に制限がある中で、「表現すること」ができない苦しさを感じていました。しかしながら、だからこそ、もっと自由に表現したい、演奏をしたい、という思いが、この期間に蓄積されていきました。よいもの、感動するものを真摯に求める音楽仲間と、互いに切磋琢磨できる演奏の機会を設け、「表現の豊かさ」をもとめ、時代や様式を超えて共感できる響きを創り、ぜひ多くの人に聴いて共感していただけたら嬉しいと思い、今回の演奏会を開催する運びとなりました。

公演日時:2023929() 1900開演 2100終演予定

・場 所 :すみだトリフォニー小ホール

・公演題:「フルート ファゴット ピアノによるトリオの夕べ 

          ~古典の響き×近代の響き・表現の豊かさをもとめて~」

フルート:岡田恵美子 ファゴット:永谷陽子 ピアノ:後藤 泉

 クラシック音楽愛好家、フルート、ファゴット、ピアノを学んでいる人、公演内容に興味を持つ人、演奏者のファンの方々、クラシック音楽、室内楽の演奏会に初めて来られる方、ぜひお越しください。

 ・講演内容について:フルート、ファゴット、ピアノという室内楽のもつ可能性、また演奏者の持ち味、個性を十分に引き出せるコンサートにできるように、2時間プログラムの前半、後半とで構成を組み立てることにいたしました。


ネットにてチケットをお求めの際は、イープラスにてお願いいたします。

https://eplus.jp/sf/detail/3856710001-P0030001


演奏者とお知り合いの方は、各演奏者から直接ご購入いただくこともできます!

こちらは、コンサート告知動画(9/8作成)



https://youtu.be/Qj1HQVGRIEw?si=vEgsan8ZmWPz_TFd



このコンサートについて、以下、説明しますと、

 ☆前半は、バロックから古典までの曲目を演奏する。

C.Ph.E.バッハ:パストラーレ イ短調

C.Ph.E.バッハ: フルート・ソナタ ホ短調 Wq.124

L.v.ベートーヴェン: ピアノ,フルート,ファゴットのためのトリオ WoO37

ファゴットの永谷陽子さんは、バロックファゴットで活躍しており、通奏低音の名手であり、バロックに精通しているので、素晴らしい演奏をしてくれることと思います。今回の演奏会ではモダンファゴットでの演奏となります。

また、ピアノの後藤 泉さんは、ベートーベン交響曲(リスト編曲ピアノ版)に取り組み、3枚のCDをリリースしていること、ベートーベンのピアノ・ソナタ全曲演奏会も行っていらっしゃいます。今回の演奏会での管楽器とのベートーベンのトリオでの演奏は、非常に期待できるものであり、このコンサートの聴きどころの一つです。

☆後半は、近現代の曲目を演奏する。

C.L.E.ケクラン: ファゴットとピアノのためのソナタ op.71

J.リュエフ: フルートとピアノのための「ディプティク」

J.M.ダマーズ: 演奏会用ソナタ~フルート,ピアノ,チェロ(ファゴット)のための

前半の古典の響きとは違う近代の響き、そしてそれぞれの楽器の音色、演奏者の持ち味を堪能していただけたらと思います。プログラムの最後に、ダマーズの演奏会用ソナタをフルート、ファゴット、ピアノで演奏します。この曲は、本来はフルート、チェロ、ピアノのための曲ですが、今回はチェロパートをファゴットで演奏いたします。私(フルート・岡田)がフランスで勉強したのは、もう20年以上前になりますが、その時に楽譜を購入したものの、帰国後の演奏会では一度も取り上げたことのなかったリュエフの作品を演奏します。またダマーズは、今までフルートとハープとチェロのトリオ、フルートとハープのソナタを演奏してきましたが、近現代の作曲家ではありますが、「新古典主義」に基礎をおいているとされている作曲家で、親しみやすい優美な旋律が特徴の曲です(が、激しく転調します、しかし、自然に)。フランスの空気をまとった演奏ができるように今から一生懸命準備しています。


皆様のお越しを、お待ちしています!!😄

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