滝廉太郎:花 

 先日のコンサートでも演奏した、滝廉太郎:花 を合わせのときに録音録画したものをアップしました😊よろしければお聴きください。

歌詞とメロディーの調和が美しい曲だなぁといつも思います。

1900年頃のまだ流れもきれいだったころの隅田川の春を歌った曲とのことです。

この曲は、日本歌曲といっても、拍の取り方が西洋音楽、と思うんですよね。七つの子とかは、拍感がザ・日本と思うわけですが。

でも、滝廉太郎の生涯を調べたら、彼が日本人で3人目に音楽でヨーロッパに留学したのはこの曲を作った次の年1901年なのだそう。留学先で肺結核になり、帰国せざる得なくなり、1903年には結核で亡くなってしまいました。

たくさん勉強したかっただろうし、これからの活躍も期待されていただろうなぁと思います。

そんなことを思うと、この曲の中にある溢れんばかりの命の輝きと音楽を通して表現しよう、という情熱に、あらためてハッとさせられます。





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