ピアソラのタンゴエチュード第三番
フルートでピアソラ、といえば、ギターとのデュオ「タンゴの歴史」かもしれません!
ギターとの「タンゴの歴史」は、何回か演奏したことがありますが、吹いていて楽しく、聴いていて楽しい、名曲だと思います。この曲は1986年に作曲されたそうですが、そのすぐ一年後の1987年に作曲されたフルートソロのためのタンゴ・エチュードというものがあります。
フルート好き、ピアソラ好きなら、わざわざ紹介しなくても知っている曲なのかもしれませんが、私は、ソロ(伴奏なし)で吹くレパートリー開拓のために楽譜をあさっていて、このエチュードを知りました。
エチュードというだけあって、規則的な部分が多く、リズム感の練習にもなりますが、低音から高音まで、まんべんなくコントロール力を要求される曲だなと思います。
今回、Youtubeチャンネルにタンゴエチュードより第三番の演奏をアップするのと同時に、演奏するときにどんなことを気を付けてみたかを書いてみようと思いました。そういったことをこれからもたまに綴ってみようかなーーーと思ってます。どなたかのヒントになることがあれば、とても嬉しいです。
動画の方は、チャンネルリンクをここに貼っておきますので、よかったらご覧くださいませ!
ピアソラの曲を吹くとき、特にリズミカルな曲の場合、タンゴのアクセントがたくさんついています。
初めてピアソラのタンゴの歴史を吹いたとき、無駄にアクセントを出そうとして、録音したものを後で聞いたら、「なんか、音、雑じゃね・・?😓」と思ったことがあり、それ以来、アクセント=大きい音≒雑な音 にならないように気をつけることにしています・・。
テンポの速い曲で、アクセントを「大きい音」とだけ認識するとそうなるのかなぁと思ったりするので、アクセントのときに、すこーしテヌート気味にすることで音を強調することが大切なのではないかなと思って吹いています。
それにしても、私はこの曲のレミ♭ド×5 がほんと苦手です。ここで私は、変え指の一種かと思いますが、右手の34の指は置きっぱなしで吹いています。
何回も聴きなおすと、うまくできていないところが気になり、実は1度アップしたあと、もう少し練習してアップし直しました😅何が気になってきたかというと、テンポ感でした。この曲、テンポアップさせるとほんと難しいです。。跳躍もあり、割れやすい音域と低音域にまたがる一つ一つの音を張りのある、美しい音でクリアに吹くことはなかなか難しい。。さすがエチュード!😱
動画アップするにも、次回からはもう少し準備して吹き込んでから録画するようにしたいと思いました。
自己紹介のところにも書いたのですが、私は中学校3年生の6月になって音楽高校受験を決めたので、フルートのプライベートレッスンに初めて行ったとき、今のままじゃ、よほど頑張らないと志望校に入れないよ、と言われました。先生に、自分の演奏を録音して聴きながら練習して!と言われて毎日、何回もエチュードを録音して聴いて、楽譜に書き込みして、ということを繰り返していました。録画を何回もやり直すと、その頃のことを思い出したりします。
最後までお読みいただきありがとうございます🙏
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